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繊維工業・衣服製造業の衰退はものづくり産業全体の衰勢の先行指標ではないか???─存続は客業生産への転換だと提唱(2)

2008年中小企業白書により国内総生産(名目)の推移~第三次産業が、GDP(産業計)に占める割合は7割弱で推移している~ 、および産業別就業者比率の推移~第三次産業の就業者が、産業全体の就業者に占める割合は増加し続けている~ を見ると、ものづくりは産業全体の3割となっており(2006年時点)、しかも右肩下がりの趨勢であって、もはやわが国の産業の主役は脱工業の第3次産業、サービス産業にその座を取られているのである。ものづくり産業は3割産業(就業者数では4分の1産業)となってしまっている。そしてこの先のことを考えなくてはなるまい。これら二つのグラフのオレンジ色の推移をつくづく見ながら、21世紀という時代の変遷を実感させられる。こうした趨勢を若者は鋭敏に感じ取って、工業離れは当然として、ものづくり離れ、理工離れを生んでいるとも言えるのではないか。行政も業界メディアも業界人にもこうした見方がしにくいのであろう。業界ビジョンにも何にも触れるところがない。こうした推移を読み解くのに、堺屋太一著のかってのベストセラー「知価革命 工業社会が終わる 知価社会が始まる」をこの際熟読すべきだろう。
業種別鉱工業生産指数のグラフを見ながら、脱工業社会となり、知価社会に変わってきている現実を感じないわけに行かない。従って20世紀末をもって終焉した工業生産も21世紀は客業生産に変わらざるを得ないのであると確信している。

ものづくり 脱工業の 右下がり 若者 離れ 行くぞ淋しき   朴粋

産業別就業者比率の推移
~第三次産業の就業者が、産業全体の就業者に占める割合は増加し続けている~ 
詳細はhttp://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/h20/h20/index.html 

2008smewpemployees_2

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